学生たちはなぜ毎日学校に行って勉強するのでしょうか。

この疑問に明確な正解はないと思います。しかし、一人ひとり自分なりの答えは持って学習に向き合ってほしいと思います。

特に夏休み、過酷な夏期講習会を乗り越えてステップアップするにはやはり目標や目的の意識の差が、学習成果の差としてでてきます。

 
毎年耳にします。

「足し算と引き算ができればそれ以外は生きていくのに必要ない。」

数学が苦手な学生の常套句です。

こういう学生はまだ自分なりの『勉強する理由』を見つけていないのでしょう。

確かに〝生きていく〟ためには必要のないことが多いです。しかし少しでも〝豊かに生きていく〟のであれば相応の学習が必要です。

勉強をサボってしまえば将来はそれなりの道を歩むことになるでしょう。

 
生徒たちに『勉強する理由』を聞くと

「良い高校に入るため」

「希望の職業に就くため」

「やれと言われるから」

いろいろな答えが返ってきます。

どれも正解で良いのではないでしょうか。要はその理由で自分が頑張れるならOKです。

 

 
ちなみに僕の答えは

「学習を通していろいろなことを学ぶため」

です。

学生にとってあまりやりたくない勉強をすることで、好きな事をする時間を犠牲にし、我慢することを覚え、集中力や思考力を養い、目標を達成することの喜びや、一生懸命やったけど達成できなかったときの悔しさを味わいます。

学生時代に勉強が頑張れなかったら、大人になっても仕事を頑張れないでしょう。
 

今一度、何のために勉強を頑張るのか、自分なりの答えを探してみてください。
そしてとりあえずテストで〝学年1位〟を取ってみてください。

 
頂点から見てみればきっと今とは違う新しい景色が見えるはずです!

 

 

コクザワ