テストが終わると、「終わったぁ、しばらく勉強しなくていいや~。」と思ってしまう生徒が中にはいます。

実はそれ、NGです。

テストで間違ってしまったところを、復習することが非常に大切です。

また同じテストをした時に、満点が取れるくらいにならなければなりません。

なぜか。

それは、定期テストは範囲が決まっています。その範囲を中心としたテストは2度と行われません。

しかし、定期テストの範囲の内容は、学調や入試には当然出てきます。

定期テストの勉強をして、その知識が頭にある程度残っているうちに、復習したほうが定着がしやすいのです。

失敗を繰り返さないために

よく中学3年生から、次のような言葉を聞きます。

「この分野はできるけど、この分野は苦手なんだよなぁ」

よく話を聞いてみると、苦手とされる分野ではあまり勉強をしていなかったということが良くあるのです。

勘違いしがちなのは、定期テストが終わって次のテストまで休憩だと思ってしまうことです。

また、例えば定期テスト前に2週間、1日2時間勉強をしたとします。その結果、テストで望み通りの点数を取れたのなら、その方法で次のテストも迎えると良いかもしれません。

しかし、その勉強量で望み通りの点数が取れなかったとします。そうなると、テスト前2週間、1日2時間の勉強では足りなかったということになります。

なので、テスト3週間前に勉強を始めるとか、1日3時間の勉強にするとか、何かしら勉強方法に変化を付ける必要があります。

決して失敗を繰り返してはいけません。それほどテストは甘くはありません。

長期休みは絶好のチャンス

苦手な分野を自分から克服するのは、なかなか難しいことかもしれません。しかし、そんな苦手分野を克服することができる絶好のチャンスが実はあります。それが夏休みや冬休みといった長期休みです。

学校の授業がストップしているため、復習にはもってこいの時期なのです。

もうすぐ夏休みです。このチャンスの時期をどのように過ごすかによって、将来が変わると言っても過言ではありません。

ワタナベ