静岡県内では、11月30日に学力調査がおこなわれました。
この時点で内申点は決定していることでしょう。
つまり、これから頑張っても通知表の数字は動かないということです。
ではこれから受験に向けて何をするべきか改めて考えていきましょう。
冬休みの学習は過去問攻略推奨
これからは受験に直結する実践的な勉強をするべきだと考えます。
つまり、入試の過去問を極めていくのです。
入試過去問の解き方・使い方
入試過去問を初見で解ける回数は無限ではありません。
学習塾いろどりで用意できるのは過去25年分ほどです。
過去問演習のメリットは本番さながらに時間を計測することができることです。
ただ解くだけでは意味がありません。
必ず本番通りに時間を計って問題を解きます。
途中の離席もしてはいけませんし、環境も整えて本番同様に取り組んでください。
採点をしてきちんとすべてを理解し、出題傾向や時間配分も身に付けます。
これらを含めて過去問攻略となります。
試験時間が1時間、採点やその後の復習でも1時間かかりますので、1回の過去問に2時間ほど要します。
いや、むしろ2時間ほどはかけるべきです。
そう考えると、1週間に解ける過去問は5科目セットで1~2年分程度でしょう。
10年分の過去問をきちんと解くのであれば2か月ほどかかるのです。
入試過去問演習の注意点①
前項で過去問25年分用意できると記載しましたが、25年前の問題をやってもあまり意味はありません。
例えば数学では、証明問題に今は習わない接弦定理を必ず使いますし、新課程のデータの活用は出題されていません。
時代に合った過去問を解くべきです。
特に数年前の新課程以降から入試の傾向にも変化を感じています。
とは言え、直近のものだけでは練習量が足りないので10年分くらいを目安に極めていくと良いでしょう。
入試過去問演習の注意点②
時間を計って50分通して演習できることが過去問演習のメリットですので、未習単元があるうちは過去問をやらないでください。
中学の学習内容を一通り終わらせてから過去問を解きましょう。
「習ってないからできない」
という理由でその問題だけ飛ばして解くとします。
時間配分はどうしますか?
「勉強してから後でもう1回時間計るから大丈夫」
でもそれって初見じゃなくなりますよね?
入試過去問演習の注意点③
答え合わせを盤石に行いましょう。
「正解してたから大丈夫」
は超危険です。
勘で書いて正解したものは採点のときは不正解扱いで良いくらいです。
また、選択問題の誤っている選択肢についても吟味してください。
正解した問題についても解説を読むと新たな発見があったりするものですよ。
過去問に取り組む前にやるべきこと
過去問演習に移るのはすべての単元の学習を終えてからです。
「まだ習っていない単元がある」なら過去問をやるべきではありません。
塾通いをしている学生は、過去問演習に移るタイミングを先生に相談しましょう。
勝手に思い付きのタイミングで過去問に手を付けると良くないこともありますよ(上記参照)
今すぐ確認するべきこと
過去問演習をする前に、全ての単元の学習を終える。
でもそのもっと前に、11月30日の学調は完璧ですか?
もう一度同じ問題を解いたら何点取れますか?
悪くても200点以上取れなくてはいけません。
だって同じ問題なんですから。
それが自信をもって取れると言えないのであれば復習をしていない証拠です。
学調できちんと復習をしていない学生は入試過去問でも復習しません(断言)
それであれば過去問演習も無駄です。
解いた問題を1つ1つ完璧にしていく。
まずはその学習習慣を身に付けてください。
学習塾いろどりの冬期講習会は入試過去問特化
学習塾いろどりでは、12月度の授業で中3の学習を修了します。
冬期講習からは入試過去問演習に移るために組まれているプランです。
数学・理科・英語に関してほぼ計画通りに進んできました。
年内に、数学は8年分、理科と英語は4年分の過去問を解く予定です。
年明けには私立入試対策もしなくてはなりませんので、時間はあっという間に過ぎていきます。
余裕をもって学習を進めていくことが大切ですね。
学習塾いろどりの取り組み
学習塾いろどりでは、生徒の学力向上のために様々な取り組みをおこなっております。
授業は選べる授業STYLEということで自分に合った授業方法を選択することができます。
また、作れる授業PLANということで、上記の受講スタイルから科目を選択したり、授業方法を併せて受講することができます。
授業以外でもサポートは万全で、
いつでも自習室を利用できるため、授業がない日でも整った環境で勉強をすることができます。
他にも、毎月お得なキャンペーンを利用してすぐに体験授業も受けられます。
学習塾いろどりなら、勉強が苦手な学生でも、必ず自分に合う勉強方法が見つかるはずです。
11月以降も中3生のお問い合わせを複数件いただきました。
「今からじゃ遅すぎる」と諦めないでください。
頑張れば学力は最後まで伸びますよ!
中3生は冬期講習会から入試演習に入ります。
興味がある学生はぜひ実践的な力を身に付けていきましょう!