今年も夏期講習会を実施します。

期間は学校の夏休みに合わせた
7月24日(日)~8月27日(土)
の5週間(期間中1週間の夏期休校があります)

今年の夏期講習会のテーマは
『学習時間の確保』
です。

1.夏休みに必要な勉強時間を考えてみた

現在通塾いただいている学生の様子を見ると、
例年に比べて学習量が減っているのが分かります。

理由は様々だと思いますが、
どのような理由だとしても必要最低限の学習時間は必要だと思います。

夏休みの5週間、
学校に通っているとすると、
50分×5時間×5日×5週間≒100時間
これだけの時間の授業を受けることになります。

また、普段から自学の習慣や塾通いをしている学生であれば
平日は2時間、土日は5時間ずつ勉強をするとして、
(2時間×5日+5時間×2日)×5週間=100時間
この時間が学校の授業外での勉強時間です。

つまり、夏休み中に200時間の勉強をすることが目標です。

2.勉強時間不足の影響

生徒の勉強不足による問題点として
・学力/テストの点数の伸び悩み
・自分に合った学習方法が分からない
・学習内容/習慣が定着しない
ことが挙げられます。

(ⅰ)学力の伸び悩み

これは勉強をしていなければ当然の結果です。
勉強せずに高得点がとれるのであれば頑張ってテスト勉強している学生が馬鹿を見ます。
もちろん授業の受け方の上手い・下手で必要な自学の量は差があるかもしれません。
しかし、やはり大きな差は自分でどれだけ勉強をしたのかです。
学習の質の向上も必要なことですが、まずは最低限の量をこなすことは必須です。

(ⅱ)学習方法が分からない

前項の学習の質にもつながる話です。
同じ時間を同じように勉強しても、そこで得られる知識には個人差があります。
それは『誰にとっても正しい勉強方法』が存在しないからです。
多くの人に支持される方法や、誰もがやっている方法はありますが、
それが誰にとっても正しい・合う勉強方法ではありません。
学習の質の向上のためには自分に合う勉強方法を見つけることが必要です。
しかし、その方法は多大な勉強時間と試行錯誤のうえでやっと見つかるものです。
そもそも勉強時間が不足しているとその方法もまだ見つかっていない学生が多いのではないでしょうか。

(ⅲ)学習習慣が定着しない

定期テスト前のことを思い出してください。
テスト間際に提出課題に追われていませんか。
勉強が習慣化していればそんな課題はさっさと終わらせ、
直前は自分に必要な勉強をすることができます。
課題に追われるような学生は普段の勉強習慣が足りていません。
また、塾から出る宿題すら計画的にできない学生はこの部類に当てはまるでしょう。
1日1時間でも勉強することが当然のことになっていれば、
テスト前も余裕、社会に出てからも計画的・持続的な努力ができるようになります。

3.学習時間確保のためのオープンクラス

学習塾いろどりでは『オープンクラス』というオリジナル授業を展開しています。
学校や学年の区分をなくし、誰でも受講できるクラスです。
昨年までは高校生のみを対象としていましたが、今年からは全学生に開放します。
通塾時間帯に制約がなく、自分の勉強したい時間に通うことができます。
『質問型自主学習クラス』と言い換えていますが、
自学の中で無限に質問することができるので、
安い受講料で『個人授業』の状態を無限につくり出せます。

もちろん通常授業で自習に通ってもらうこともできますが、
質問したい瞬間に先生が授業中だったりすることもあるかもしれません。
オープンクラスは極力そのような状態を減らして質問できやすい状態になっています。
この授業方法を採用することで、まず「勉強時間が足りない」という問題を解消します。

また、学習塾いろどりの講師は、
クラス授業を通して現在の学生の状況(様々な学校の学習進捗状況や理解状況、生徒の性質)を把握しており、
個人授業をすることで様々な学生に対して適切なアプローチ方法を習得しています。
あとは受講した学生が「積極的に質問して授業を活用する」ことさえ頑張ってもらえれば
確実に学力アップに結び付く授業構成をしております。

4.今年の夏期講習会のご案内

学習塾いろどりは生徒一人ひとりの目標に合った勉強方法・授業方法をご案内します。
やはり勉強時間が不足している学生にはオープンクラスを軸に、
クラス授業・個人授業を組み合わせて受講することも可能です。
「結局、何を受講すれば良いのだろう・・・」
そんな悩みも聞こえてきそうですが、
全生徒を対象に三者面談を行い必要な学習を考えていきます。

夏は1年で最大の長期休暇であると同時に、1年で最大の学習機会でもあります。
皆様にとって有意義な夏の学習ができますよう、夏期講習会をご提案させていただきます。