学習塾いろどりをサポートしてくれている現役大学生スタッフに、中学生・高校生時代の勉強方法について質問しました。
現在の自分の学習方法に心配・不安がある人はぜひ参考にしてみてください。
- 富士高合格まで
- 国立大学合格まで
に分けてお話を聞きました。
それぞれの時代で、どのようなことを意識して勉強していたか気になりますね。
※T:先生 S:現役大学生スタッフ
富士高合格までの勉強方法
まずは中学時代、市内トップの富士高に合格するためにはどのような学習をしていたのでしょう。
それだけの努力をしていたに違いありませんね!
中学時代の勉強方法
T「中学時代はどのような勉強をしていましたか。」
S「中学での勉強方法はとてもシンプルで、“授業をしっかり聞くこと”と“出された宿題を的確に行うこと”を意識していました。」
T「授業の受け方について気を付けていたことはありますか。」
S「学校の授業では先生が板書したことをただノートに写すのではなく、自分にとって見やすいノートづくりをしていました。」
T「具体的にノートの取り方のアドバイスなどがあれば教えてください。」
S「例えば、大事だと思う場所に赤丸を付けたり、先生が言った何気ない話もメモしたりしていました。」
T「次に、宿題を的確に行うというのはどういうことですか。」
S「宿題に関しては、まずは出された範囲を期日内にしっかりと行うことが大事だと思います。」
T「当然のことですが、できていない学生はそこからですよね。」
S「宿題の具体的なやり方ですが、やっていてわからない問題が出た場合、10分悩んで解けなかったら答えを見るようにしていました。」
T「考える時間は10分までなんですね。思ったよりも短い印象です。」
S「そして、答えを見てもわからない場合は、先生や友達に聞くようにしていました。
ただ答えを暗記するのではなく、考え方やどうしてそうなるのかの理由を理解するようにしていました。」
T「“分からないものを分かるようにする”それが勉強において最重要ですね。」
勉強を頑張る中学生に向けてアドバイス
T「現役中学生に向けてエールをお願いします。」
S「中学校の勉強は高校の下準備のようなものです。
わからないで曖昧なまま放置しておくと高校に進学してから苦労します。
また、学校の勉強以外にも自分の興味がある分野を見つけたら、突き詰めていきましょう。
私の場合、地図帳を見ることが好きだったので、それを通して社会を得意科目にすることができました。」
S「実績のある先輩の学習方法を参考にしてみてはいかがでしょうか!
なお、今回インタビューを受けてくれた先生は、夏の講習会でも授業を担当してくれる予定なのでご期待ください!」
高校生時代の勉強方法
次は富士高に進学した後の話です。
勉強の内容が難しくなるはもちろん、周りも猛者ぞろいの環境です。
そんな中、どのようにして活躍していったのかを聞いてきました。
高1~高2の勉強方法
T「次に、高校生のときの勉強方法について教えてください。」
S「高校での勉強方法は中学の時とは大きく異なりました。」
T「勉強のスタイルを変えたのはなぜでしょうか。」
S「理由は部活動と登下校の時間が伸びたことです。
それに加えて、中学の時と比べて学ぶ内容も難しくなるので、勉強の効率化が求められます。」
T「具体的に勉強の効率化とはどのようなことをしていましたか。」
S「高校1年生の時は塾に通っていなかったので、授業と課題、自主勉が中心でした。
高校には電車で通っていたので、電車に乗っている間は、英単語や古文単語を見て覚えるようにしていました。
平日は部活で疲れ切ってしまい、帰宅すると寝てしまうことも多く、課題をやるので精一杯でした。」
T「なるほど。塾通いを始めたのはいつでしたか。」
S「高校2年生から塾に通うことになりました。
自主勉は休日に行っていましたが、それだけでは学校の勉強に追いつけなくなったことがきっかけです。」
T「塾に通って成果は出ましたか。」
S「通い始めた塾は映像授業が中心だったので、授業の途中で寝てしまうこともしばしばありました。
それでも勉強の効率は上がったため、成績も少しずつでしたが伸びていきました。」
高3受験生の勉強方法
T「いよいよ高校3年生。受験期の勉強について教えてください。」
S「高校3年生になって部活を引退したあとは、勉強に追われる日々でした。
基本的に学校が終わった後は塾または自宅で課題や自主勉をしていまいした。」
T「長時間勉強を続けるための工夫や努力を教えてください。」
S「気分を変えるために図書館に行って勉強をしたり、教室に残って友達と一緒にやったりすることもありました。
一人で勉強する場合、僕は50分勉強をして10分休むということを意識していました。
これも集中力が高い状態で勉強を続けることで効率良く行うことが目的です。」
T「勉強の内容についても教えてください。」
S「自分が苦手だと感じる分野を中心にやり、息抜きとして得意な分野をやることで、勉強のモチベーションを維持するようにしていました。」
T「その他にも工夫したことはありますか。」
S「僕は楽な方へと逃げる癖があったので、友達とのメールで「今日は何時間勉強する」や「ここまでの課題を終わらせる」ということを明言して、勉強せざる終えない状況を作りました。
それでもやる気が出なかったときは、学校の友達の顔を思い浮かべて「みんなは頑張って勉強しているのに、自分だけやらなくてもいいのか」と喝を入れていました。」
T「なるほど。自分に対して甘やかさないように意識していたということですね。」
大学受験に向けて頑張る高校生へ
T「最後に、高3生に向けてエールをお願いします。」
S「高校の勉強は中学校の勉強に比べ一気に難しくなるので、内容が理解できずにやる気が起きないこともあります。
しかし、私はそんなときはうまく周りの人を頼ることで切り抜けることができたと思います。
机に向かって頑張るのは孤独な戦いですが、みんなも同じように頑張っているはずです!
高3生の皆さんも頑張ってください。」
勉強方法のまとめ
さて、今回のインタビューはどうだったでしょうか。
今回のインタビューでは、学習塾いろどりで指導している学習方法と同じものが取り入れられている部分もありました。
また、苦手科目の勉強の息抜きに得意科目の勉強という変態じみた話も聞けました。
今回質問に答えてくれた先生は、夏期講習会では授業や自習室を担当してくれます。
生徒の皆さんと年齢も近く、話しやすい先生ですので、直接いろいろなことを聞いてみてください。
- 授業と宿題を完璧にしよう!
- 自分に合ったノートづくりをする
- 考えても分からないことは分かるまで聞く
- 勉強の効率化を意識しよう!
- 勉強時間の使い方や勉強する場所も工夫してみる
- 自分に厳しく、頑張っているのは自分だけじゃない