長年、英語を教えてきているのですが、英語の苦手な生徒は「主語」と「動詞」を上手く使いこなすことができないことが多いです。
世の中に主語になり得るものは数多く存在しますが、英語に関しては主語はたった4つの種類にしか分類されません。
これをしっかり理解することが英語の基礎の第一歩だと思っています。
ところが、主語が4種類しかないということを生徒に伝えると「初めて聞いた」という声が返ってくる場合が多いです。もしかしたら学校ではこのような教え方をしていないのかもしれません。
英語の主語は「I」「you」「複数」「その他」の4つに分類されるとお話ししました。
まずこれを完全に頭に叩き込むようにしましょう。
主語 | 動詞 | |
---|---|---|
be動詞 | 一般動詞 | |
I | am | stay study teach |
you | are | stay study teach |
複数 (we,they,you and Iなど) | are | stay study teach |
その他 (he,she,人名,ありとあらゆるもの) | is | stays studies teaches |
次に主語を使ったら動詞を使うのですが、動詞には「be動詞」と「一般動詞」の2種類があります。
このどちらかを使うことになるわけです。決して一緒に使うことがないようにしてください。
「be動詞」と「一般動詞」では「一般動詞」が優先されます。
※上の表を覚えるようにしましょう。
もし一般動詞が使われていない文章であれば、be動詞を使うことになります。
改めて言いますが「be動詞」と「一般動詞」を一緒に使うことがないようにしましょう。
もう一度言います。
「be動詞」と「一般動詞」を一緒に使うことがないようにしましょう。
ということで、英語の基礎を身に付ける際には、まず初めの段階として「主語」と「動詞」をものすごく意識して英文を読んだり作ってみたりすると良いでしょう。
※ちなみに、中学生の間では「進行形」と「受動態」においては「一般動詞」の形を変えることで「be動詞」と一緒に使うことができます。
ワタナベ