富士市の中学生は勉強への動き出しが遅いと感じます。
「テストで良い成績を取るために塾を探す」
のではなく、
「テストで成績が下がったから塾を探す」
という中学生が多いと思います。
その結果「もう少しだけ早く塾に来てくれていれば…」と思うケースが多々あるのです。
理想を言えば、新学年開始の時期から一緒に勉強をしていけると嬉しいです。
中学1年生の場合
正負の勉強が始まり、小学校の算数と比べて数学の世界は倍に広がります。
まずは、正負の計算、方程式の解き方をきちんと身に付けることが重要です。
そして、多くの中学1年生がつまずくのが『方程式の利用』つまり、方程式の文章問題です。
学習塾いろどりでは、生徒のつまずきやすい単元には長めに時間を使って授業をしますが、
近年は各中学校が文章問題にかける時間が以前よりもかなり短くなっている印象です。
方程式の分野で苦労を感じたならその時点で塾通いを検討するべきです。
なぜなら、この方程式の勉強が終わると『比例・反比例』の勉強が始まり、ここも苦手な学生が多い単元だからです。
方程式の文章問題が理解できないまま比例・反比例の勉強に入ってしまったら、方程式の復習はいつしますか?
比例・反比例の次の学習は、『平面図形と空間図形』です。
表面積や体積を求める計算に苦しむ中学生が多いです。
つまり、『方程式の利用』を理解しないまま進んでしまうと、
復習をする時間を確保できないまま『比例・反比例』『平面図形と空間図形』と次々に進んでしまうことになります。
最悪の場合は、そのまま中学2年生へ進級してしまいます。
苦手を残さないためにも、理解不足を感じたら早めに対策を練ってください。
中学2年生の場合
中学2年生の数学は、入試に直結するものが多く含まれています。
中学2年生で学習する『連立方程式』『合同の証明』『確率』はどれも静岡県の公立高校入試で必出の単元です。
ここでも中学1年生の時と同様、文章問題で苦戦する生徒が多いです。
中学1年生のときに『方程式の利用』を習得していないと、中学2年生の『連立方程式の応用』で苦戦するのは当然です。
公立高校入試では、『連立方程式』の文章問題が5点、『合同の証明』が6点、『確率』が2~3点の配点で出題されます。
上記3単元を取りこぼすと、50点満点の入試のうち13~14点を初めから失っていることになります💦
また、『連立方程式』→『一次関数』→『合同』の学習の流れは、どの単元も重要で、しかも難しいため気を抜けません。
一次関数の学習に入ってしまえば連立方程式の復習をする余裕がありません。
合同の学習に入ってしまえば一次関数の復習をする余裕がありません。
ですので、理解不十分になったまま次に進んでしまうことが今後の大けがに繋がる原因になってしまうのです。
中学1年生の時と同様、連立方程式の学習で苦労を感じるのあれば、その時点で塾通いを考えるべきです。
中学2年生の数学は、中学1年生以上に1つ1つの単元が重要ですので、きちんと理解していけるように意識しましょう。
そして、入試に直結する学習内容が多いことも意識して対策を講じてください。
中学3年生の場合
中学3年生の学習内容は言うまでもなくとても重要です。
『因数分解』『平方根』『二次関数』『相似』『円周角』『三平方の定理』
学習するほとんどが入試で必要になります。
また、高校数学の学習内容にも結びついてきます。
しかし、塾を探すという観点から意識しておきたいのは、中学2年生までの学習が完璧かどうかです。
中学3年生に進級した時点で、これまでの学習に自信がなければすぐにでも塾通いを検討するべきです。
夏休みを迎えるまでに中学1年生・中学2年生の学習内容は完璧にしておいてほしいと思います。
夏休み明けには学調があるため、夏休みには復習を兼ねて対策学習をしていきます。
ただし、対策学習と言っても、基礎の基礎から全部おさらいする時間はありません。
これまでの学習が理解不十分であれば、できるだけ早く塾探しをして、夏までに追いついておく必要があるのです。
逆に、中学2年生までの学習が完璧であれば、多少の遅れは夏に取り戻せることが多いです。
学習塾いろどりの授業
学習塾いろどりの中学生のクラス授業は、基本的に予習型で進みます。
3月から新年度授業の開始をしますので、最初はかなり余裕があります。
週に2回の数学の授業のうち、1回目は予習型の授業を行います。
新しい学習内容ですが、家で復習や宿題をやってくると少しずつ理解ができます。
2回目の授業は理解を深め、定着させるために演習中心の授業を行います。
そこでも宿題が出るので、自分の理解を確認することができます。
かなり理解が定着した状態で学校の授業を受けるので、学校の授業がとても分かりやすく、簡単に感じます。
さらに、テスト前には復習を兼ねてテスト対策授業を行います。
家庭でも各自でテスト対策のための勉強をするでしょう。
これらの流れにより、1つの単元でも何度も反復して学習するシステムが組まれているので、自ずと学習内容が身についてきます。
(ただし、授業も宿題もサボらないことが大前提ですよ)
今年も3月から新年度授業が開始します。
現在は新中1生を対象とした無料講座も実施中です。
迷っている学生はお気軽にお声がけください。
何はともあれ、早めの塾探しをご提案します。