いろどりの個人授業についてお話します。

個人授業は学生と講師がマンツーマンの状況で授業を行う形式です。

この授業スタイルの特徴は、
自分が学習したいことのみを徹底的に学べるということです。

他の生徒はいないので、
周りを気にせずに時間いっぱい何でも質問することができます。
友達への迷惑なんて気にしなくて良いし、
他の人がいるから質問しにくいなんてこともありません。

とにかく濃密で効率的な自分だけのための授業時間がそこに生まれます。

今は大手学習塾を含め様々な塾で個人授業・個別授業の形態が導入されていますが、
学習塾いろどりの個人授業には他の塾とは違った特徴もあります。
それはこの個人授業、
『学習したい科目を選んで受講』しているのではなく、
『先生の予約を取って受講』してもらっているということです。
つまり、時間内に学習科目の制限もありません。
「今週は数学だけど来週は英語の勉強」や、
「いつもは国語だけど分からないところがあるから今日だけ理科教えて」
なんてことが可能なのです。
申し込みの時点で「数学メインだけど理科も不安」という生徒には数学と理科の指導ができる講師、
「全体的に勉強したい」という生徒には幅広い科目を指導できる講師を担当に選出します。

個人授業のデメリットは、クラス授業と比べて授業時間が短いことにあります。
しかし、上手な授業の使い方をすれば圧倒的な効率を発揮します。

過去に担当した生徒のお話をすると、
数学が苦手で中1・中2の2年間、100点満点で10点以上取ったことがないという生徒がいました。
その生徒、私と一緒に勉強するようになり、たった2~3か月後の定期テストで9割を越えて帰ってきました。
もちろん私と生徒の相性が良かったこともあるでしょう。
しかし、彼は個人授業の使い方がとても上手でした。
授業中は最低限の演習しか行わず、基本は新しい知識や解法を学ぶことに力を入れ、
学んだ知識は家庭で復習・反復練習をきちんとこなしたのです。
宿題は出した分だけすべて頑張りました。
あれだけ勉強しなかった学生が見違えるように気持ちを入れ替えてくれた成果ですね!

つまり、できることは家庭学習で行い、
『授業中にしかできないことを授業でやる』ことが重要なのです。
授業中に一緒に問題を解くことは極力避けるべきです。
「新しいことを教わる」「分からないことを教わる」
このことに授業時間を使ってもらえればとても濃密な授業になります。
また、それができる学生は自動的に家庭学習の時間も増えます。

高校生であれば、とても難しい問題を勉強しますので、
塾で先生に質問しても、先生だって少し考える時間が必要です。
その時間さえ省略するために『教わりたい問題を事前に知らせておく』ことも効率的です。
授業前日までに教室に来て先生に問題のコピーを渡す、
メールやFAX、教室用のLINEに写真を送ってくれても構いません。
「次の授業でこれを解説して下さい」と送っておけば、
授業時間が始まってロスタイムなくすぐに解説を始められます。

このようにいくらでも工夫することができるはずです。
塾通いにおいても受け身にならず『自ら学ぶ姿勢』が大切なのです!