夏期講習会を終えて｜いくら授業をしても時間が足りない

夏期講習会が終了しました

今年も夏期講習会を終えることができました。

と言ってもこれは「約束の授業を終えることができた」ということです。

私たちが本当に満足に達成感を得ることができるのは、
夏期講習会を受講してくれた生徒が納得のできる結果を収めてくれたときです。

決して教室側から「〇〇点を取る約束」などと指定するわけではなく、
生徒自身が「〇〇点取れたから良かった！」と納得できる点数であれば良いのです。

1人ひとり目指す進路も、目標の点数も違いますので、
自分が納得できる合格点にも違いがあるでしょう。

「〇〇点取れて良かった」「夏期講習会頑張って良かった」そう思ってもらえれば幸いです。

さて、テストの結果はこれから数字となって現れるとして、
講習会の終わりに毎回共通して感じることがあります。

それは「時間が足りなかった」ということです。

事前に計画している授業計画に沿って、毎日朝から授業を進めていくのですが、
思うように授業が進まないことは多々あります。

「ここは宿題でクリアできるだろう」というところができていなければ基礎から解説します。

「ここは例題に沿って解けるだろう」と思ったところが解けなければ再度解説をします。

確認テストの点数を見て、復習が必要だと思えばもう1度解説をします。

こんなことの繰り返しで、こちらが思うように授業は進みません。

また、「1回しっかり授業で教えたから全員完璧！」なんてことはなかなかなく、
何度授業をしても「もう少し、もう少し」と時間が足りなくなります。

それでも与えられた時間の中で可能な限りのことをやっていくしかありません。

「これだけやったからもう十分！」なんて感じたことはありませんし、
恐らくこれからも「いくら教えても時間が足りない」の繰り返しだと思います。

夏期講習会が終わると、いよいよ受験生は危機感を持ち始める時期です。

受験勉強でも学生の皆さんは「たくさん勉強したのに時間が足りない！」と感じることでしょう。

学習塾いろどりはそんな受験生の頑張りをほんの少しだけ応援してあげることしかできませんが、
全員の納得できる結果を目指してこれからもただただ突っ走るだけです。

次の目標に向けて皆さん頑張りましょう。