塾によって授業の方針はまったく異なります。
学習塾いろどりのクラス授業は基本的に学校の授業を補う形式で行っています。
具体的に言えば学校よりもほんの少し予習になるようなペースです。
これが普段の学校での学習理解を最大限に高めて効率化できると考えているからです。
しかし、個人授業においては受講生1人ひとりが希望する内容で授業を行いますので、同じ学年の生徒であっても違う内容を学習していることが多々あります。
今回は勉強を先取りすることについて考えてみようと思います。
先取り学習をしている例①
例えば中高一貫の学校に通う中学生は、公立中学校で学習する内容は中学2年~3年の前半までに修了し、そのまま高校の学習内容に入るなどということはよくあります。
これにより、高校2年のうちには高校過程の学習も終え、公立高校の学生よりも先に大学受験の勉強に取り組めるようになります。
もちろん授業進度も早いので、中学生の頃からそれなりにハードな学習内容をこなしますが、それでも中学入試をクリアしてきた彼らなので何とか喰らいついていけるのです。
先取り学習をしている例②
現在の塾生の中に、中2生で9月の時点で中3の学習に進もうとしている生徒がいます。
決して内容がおろそかになっているわけではなく、こちらが必要分として出した課題を順調にクリアし、理解を重ねていっています。
中1の頃と比べると勉強の方法や取り組み、意識も良くなってきて、このペースであれば中3夏前には確実に中学の学習を終えることができます。
指導する側のイメージでは中3の夏に頑張ってくれれば夏の間に公立高校入試対策を終えて、秋からは高校の数学を教えたいと思います。
授業を先取りするメリット
よほど大きく躓いている場合を除いて、中学生に小学校の問題を出すと当然のように解けます。
小学生の頃はあれだけ苦労して解いた問題がすんなり解けるようになっているのです。
同様に、高校生に中学校の問題を出すとこれまた当然のように解くことができます。
中学生の頃はあれだけ苦労して解いた問題がすんなり解けるようになっているのです。
先日、高校3年生の生徒に話を聞きました。
「中学校の勉強は簡単すぎる」と言っていましたが、かくいう彼も中学生の頃は目の前の勉強に必死だったんです。
つまり、1歩先のステージに進んで理解を深めることで、その前の学習は大幅に簡単に感じるということです。
先取り学習を実践できるクラス設置が目標
今後、学習塾いろどりでは、学校の数学の勉強が十分に理解できていて先取り学習したい生徒を集めて独自の進度で学習を進められるクラスを設置していこうと思います。
また、前項で紹介した通り、個人授業であれば学校よりも先に進んだ学習をすることはご希望の通りにできます。
決してただ先の学習をするだけではなく、進んだ学習をしているからこそ理解が深まり、学校の授業がより定着できるようになることを目的にすることは変わりありません。
今すぐにでもライバルより勉強を進めたい学生には個人授業をお勧めします。